今年はいよいよ電子ブックが本格的に普及するかもしれません。
日々kindle3で読書に勤しむワタシも、微力ながらその普及の力になれたらと思ったり、思わなかったりするわけです。
以前、手許にあるCD-ROM版「新潮文庫の100冊」を
kindle用のPDFにした話を書いたことがあるのですが、たまたまそれを見ていただいた方から、もう少し詳しくとのコメントをいただきました。ありがたいことです。
しかしながら、何事も行き当たりばったりにやっているワタシは、その種のご要望には、なかなかうまく詳しくお伝えする準備ができていないのです。(こんなときサッカー日本代表の本田は偉いなぁ、とつくづく思うのです)
あまり役には立たないかもしれませんが、PDF化のおおよその手順を思い出しながら書いてみます。
基本的には「テキスト化ツール」の付属ドキュメントのとおりです。
結構、地味な作業になります。
1.テキスト化ツール(
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se052010.html)をわかりやすい場所に解凍します。(Cドライブ直下など)
2.新潮文庫の100冊のCDからBOOKフォルダをPCのHDディスクにコピーします。
3.コピーしたBOOK内の数字のフォルダ(ex.100101など)は隠しファイルとなっていますので、フォルダのプロパティを開いて隠しファイルのチェックを外します。
4.Windowsの「アクセサリ」の中の「コマンドプロンプト」を起動します。
5.ここまで準備ができたら、テキスト化ツールの付属ドキュメントに従って
「たとえば10010101.TXT(雪国)のテキストを雪国.TXTというファイルに落としたい場合は、EXB2T.COMと10010101.TXTを同じディレクトリに置いて、
C:>EXB2T 10010101.TXT > 雪国.TXT
これで、雪国.TXTができます。(実際の「雪国」は5つのテキストファイルに分かれています)
6.テキストファイルはひとつの作品に対して複数ありますので、数字の順に変換しながらマージしていきます。(ま、とにかく非常に地味な作業です)
7.こうしてできたテキストファイルを「青空キンドル」(
http://a2k.aill.org/text.html)でPDF化して、Kindleに移して完了です。
8.お疲れさまでした。
※たらちり様、多少はわかりやすくなったでしょうか?
コメントの返事の仕方がわからなくてブログ本文に書いてる段階で、ITリテラシー・ゼロという疑いが濃厚ですが・・・orz
たまたま自炊した漫画が写ってますが、kindle3はあくまでも読書用なのです。
posted by tacozangi at 18:30| 北海道 ☁|
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