100年前にフランスの大数学者ポアンカレが提示した世紀の難問「ポアンカレ予想」。
この難問に、世界中の数学者たちが挑んできたが、ことごとくはね返されてきた。
その難問を2002年に解いた数学者がいる。
ロシアの天才グリゴリ・ペレリマン博士だ。
彼はこの功績により、フィールズ賞(数学界のノーベル賞)を贈られるが、受賞を拒否し、姿を隠してしまう・・・。
彼になにがあったのか・・・?
この本は、ポアンカレ予想とその挑戦の歴史をNHKスペシャルとして制作したディレクターが番組を書籍化したものだ。
同様の本に「フェルマーの最終定理」や映画では「ビューティフル・マインド」があったけど、
数学は奥が深い。というよりも、さっぱりわからない(文系人間だし)。
でも、紙と鉛筆だけで、永遠の真理に立ち向かう姿には惹かれるものがあるのです。
(今はコンピュータを使ってるけど)