2011年06月19日

「100年の難問はなぜ解けたのか」

100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (新潮文庫) [文庫] / 春日 真人 (著); 新潮社 (刊)

100年前にフランスの大数学者ポアンカレが提示した世紀の難問「ポアンカレ予想」。
この難問に、世界中の数学者たちが挑んできたが、ことごとくはね返されてきた。

その難問を2002年に解いた数学者がいる。
ロシアの天才グリゴリ・ペレリマン博士だ。
彼はこの功績により、フィールズ賞(数学界のノーベル賞)を贈られるが、受賞を拒否し、姿を隠してしまう・・・。
彼になにがあったのか・・・?


この本は、ポアンカレ予想とその挑戦の歴史をNHKスペシャルとして制作したディレクターが番組を書籍化したものだ。



同様の本に「フェルマーの最終定理」や映画では「ビューティフル・マインド」があったけど、
数学は奥が深い。というよりも、さっぱりわからない(文系人間だし)。

でも、紙と鉛筆だけで、永遠の真理に立ち向かう姿には惹かれるものがあるのです。
(今はコンピュータを使ってるけど)


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2011年06月11日

「知の衰退」からいかに脱出するか?

新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!! (光文社知恵の森文庫) [文庫] / 大前 研一 (著); 光文社 (刊)

この本を読んで、自分が低IQ人間なことに気づいてしまいました(気づきたくなかった・・・)。

現在の三種の神器、「英語」「IT」「ファイナンス」・・・どれも持ち合わせていません。

今からでも遅くないかもしれないので、頑張るしかないようです。

でも、読んだ本をすぐに鵜呑みにするっていうのは、やはり低IQ人間に違いありません。


(実際のところ、大前さんが分かりやすく現在の日本の危機的状況を俯瞰し、その解決の手段を明示しているので、そこに身を委ねたくなったのです・・・)



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2011年02月25日

「現代語訳 学問のすすめ」

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) [新書] / 福澤 諭吉 (著); 斎藤 孝 (翻訳); 筑摩書房 (刊)

本の帯には「340万部の名著 日本最強のビジネス書!」と書いてあります。

あの齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ」です。
福沢諭吉先生の想いが詰まっています。

明治初頭の発展途上国日本が世界の列強に互していくためには官民はもちろん学者も学ばなければいけないのだ、ということを熱く語っているのです。

しかも、厳しい。容赦ありません。
明治の人はどれくらい理解できたのでしょう?

当時、17編の合計が340万部とのことなので、通しで読んだ人は20万人。
現在、この新書が10万部突破とのことなので、明治の人のほうが読んでますね。
そして多分、現代人より素直に感銘を受けて、頑張ったに違いないですね。

その勢いで「坂の上の雲」をつかみ取ったのでしょう。。。

それに引き替え、われわれ現在人は、三色ボールペンでマークしつつ、声に出して読んでも、福沢先生の熱い想いを理解できないような気がします。
(実際、読んだのに、この人ごとのような感想・・・)


学問のスズメ百まで踊忘れず・・・なんのこっちゃ。



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2011年02月19日

「世紀の空売り」

世紀の空売り [単行本] / マイケル・ルイス (著); 東江 一紀 (翻訳); 文藝春秋 (刊)

マイケル・ルイスのノンフィクションを読むのは「マネーボール」についで二作目です。

この本も面白い!!

住宅需要を背景とした好景気をバブルと見抜き、その前提でバブルがはじける方に賭けて大儲けをする3つのグループ。
それに対する杜撰な投資銀行、格付機関、政府。
それぞれのダイナミックな動きを素人にもわかりやすく、しかも飽きさせずに興味深く書いています。
(金融商品の仕組みまではわかりませんが・・・)


日本のバブルもこうだったのかもと思いつつ、その逆に賭けるということは常人には絶対無理だと認識し、少し哀しくなるのでした。。。『一生、お金持ちにはなれないなぁ・・・』と。




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2011年02月12日

「6TEEN」

6TEEN [単行本] / 石田 衣良 (著); 新潮社 (刊)

あの「4TEEN」の4人が高校生になった。

それぞれ別の高校に進学したけれど、4人組の関係は相変わらずで、いろいろな事件(?)に直面しつつも協力しあい、解決しながら、そして成長していく。

石田流ビルドゥングスロマン。
この続きが気になる。
(金城一紀のゾンビーズシリーズを連想してしまうのはオレだけ?)


きっと「8TEEN」という続編が出ることを信じて待ってます。




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2011年02月07日

「プリンセス・トヨトミ」

プリンセス・トヨトミ [単行本] / 万城目 学 (著); 文藝春秋 (刊)

万城目さんは不思議な本を書く人です。

京都の話、奈良の話ときて、これは大阪の話です。

会計検査院と大阪の少年少女のヘンな話。

でも、それが小説世界のリアルを構築するから不思議です。

映画にもなるらしいです(5月の下旬に封切という噂)。


『5月末日に大阪が全停止する』・・・これだけじゃなんだかわからないです。でも気になります。

気になる人は本を読んでみてください(といっても回し者ではありません)。


親子(父と男の子)、家族(夫婦)、地域社会、権力と反権力、の話です(とだけ言っておきます)。


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2011年01月30日

CD-ROM版「新潮文庫の100冊」をkindle3で読むために(再)

今年はいよいよ電子ブックが本格的に普及するかもしれません。
日々kindle3で読書に勤しむワタシも、微力ながらその普及の力になれたらと思ったり、思わなかったりするわけです。

以前、手許にあるCD-ROM版「新潮文庫の100冊」をkindle用のPDFにした話を書いたことがあるのですが、たまたまそれを見ていただいた方から、もう少し詳しくとのコメントをいただきました。ありがたいことです。

しかしながら、何事も行き当たりばったりにやっているワタシは、その種のご要望には、なかなかうまく詳しくお伝えする準備ができていないのです。(こんなときサッカー日本代表の本田は偉いなぁ、とつくづく思うのです)

あまり役には立たないかもしれませんが、PDF化のおおよその手順を思い出しながら書いてみます。
基本的には「テキスト化ツール」の付属ドキュメントのとおりです。
結構、地味な作業になります。

1.テキスト化ツール(http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se052010.html)をわかりやすい場所に解凍します。(Cドライブ直下など)

2.新潮文庫の100冊のCDからBOOKフォルダをPCのHDディスクにコピーします。

3.コピーしたBOOK内の数字のフォルダ(ex.100101など)は隠しファイルとなっていますので、フォルダのプロパティを開いて隠しファイルのチェックを外します。

4.Windowsの「アクセサリ」の中の「コマンドプロンプト」を起動します。

5.ここまで準備ができたら、テキスト化ツールの付属ドキュメントに従って
「たとえば10010101.TXT(雪国)のテキストを雪国.TXTというファイルに落としたい場合は、EXB2T.COMと10010101.TXTを同じディレクトリに置いて、
C:>EXB2T 10010101.TXT > 雪国.TXT  
これで、雪国.TXTができます。(実際の「雪国」は5つのテキストファイルに分かれています)

6.テキストファイルはひとつの作品に対して複数ありますので、数字の順に変換しながらマージしていきます。(ま、とにかく非常に地味な作業です)

7.こうしてできたテキストファイルを「青空キンドル」(http://a2k.aill.org/text.html)でPDF化して、Kindleに移して完了です。

8.お疲れさまでした。

※たらちり様、多少はわかりやすくなったでしょうか?
コメントの返事の仕方がわからなくてブログ本文に書いてる段階で、ITリテラシー・ゼロという疑いが濃厚ですが・・・orz

Photo (2).JPG
たまたま自炊した漫画が写ってますが、kindle3はあくまでも読書用なのです。



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2011年01月13日

「猫を抱いて象と泳ぐ」

猫を抱いて象と泳ぐ [単行本] / 小川 洋子 (著); 文藝春秋 (刊)

リトル・アリョーヒンの不思議な物語。

幸せや不幸を越えた静かな奇跡。

チェスの海に潜りたくなりました。

・・・とりあえず布団に潜ります。



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2011年01月07日

「まほろ駅前多田便利軒」

まほろ駅前多田便利軒 [単行本] / 三浦 しをん (著); 文藝春秋 (刊)

この冬一番の寒さで体も心も寒い。

そんな夜にピッタリな本。

心がほのかに遠赤外線で暖まる、ハードボイルドの衣装をちょっとだけ引っかけた人情物語。

重い過去と軽い腰を持つふたりの青年(?)の人物造形がなかなかいいし、彼らに係わる周りの人たちもいい。

どうやら映画になるらしい。映画の配役は誰なのだろう?

ググってみるとわかるのだろうけれど、ちょうど心が温まったところなので寝ることにします。



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2011年01月02日

「人生、成り行き−談志一代記」

人生、成り行き―談志一代記 (新潮文庫) [文庫] / 立川 談志, 吉川 潮 (著); 新潮社 (刊)

最近、なんだか立川談志師匠が気になっていて、この文庫本を買い、そして今年最初に読み切りました。

気がつくと、東京の落語の大看板と言われる人は、もはや談志師匠しかいないわけで(ちょっと極端ではありますが)、今後の動向も気になるわけです。

最近の「イリュージョン」落語は見たことがないですが、談志師匠のDVDかCDを購入しようかと考える年の初めなのでした。



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2010年12月27日

「現代落語論」

現代落語論―笑わないで下さい (三一新書 507) [単行本] / 立川 談志 (著); 三一書房 (刊)

若き日の立川流家元・立川談志が書いた本です。

きのうM-1を見ながら、思い出しました。

「今は客が笑おう、笑おうとして、ちょっとしたギャグで大いに笑う」と、いまから40年以上も前に家元は書いています。(「今」というのは40年以上前です)

きのうのM-1も正直笑えたのは、「笑い飯」の最初のネタのナンセンスさだけでした。
ほかは、どうにもこうにも面白いけれど、笑えない。。。

歳を取って偏屈で頑固になったのでしょうか?
(歳を取らなくても偏屈という意見は却下)

「笑い」は難しい。「お笑い」は簡単そうだけど・・・


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2010年12月15日

「最後の忠臣蔵」

きのう(12月14日)は忠臣蔵の吉良邸討入りの日でした。
最近、話題にならないので、すっかり忘れていました。

以前なら、必ずと言っていいほどテレビで忠臣蔵のドラマをやっていたのですが。。。
今年は映画「最後の忠臣蔵」でしょうか?

この映画の原作は池宮彰一カの「最後の忠臣蔵」のようです。
読んではいませんが、既視感があるのです。

最後の忠臣蔵 (角川文庫) [文庫] / 池宮 彰一郎 (著); 角川書店 (刊)


物語の内容が、同じ著者の「四十七人目の浪士」と似ているような気がするのです。
こちらは読んでます。

四十七人目の浪士 (新潮文庫) [文庫] / 池宮 彰一郎 (著); 新潮社 (刊)

もしかすると映画化の際に、版元が変わって本のタイトルも変えたパターンでしょうか?

ときどきあるパターンですが、題名が違うだけの同じ本を買って後悔することになるので、
やめてほしいなぁと思うのです。


「最後の忠臣蔵」と「四十七人目の浪士」が同じ本かどうかは知りませんが。。。




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2010年12月08日

「記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?」

記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか? (新潮文庫) [文庫] / 川島 隆太, 泰羅 雅登 (著); 新潮社 (刊)

この題名はお酒を飲む人にはキャッチーですね。(私もついこの本を買ってしまいました)

誰もが経験したことのある、例の「あれ?なんでオレ、家にいるの?」の秘密がこの本には書いてあります。

お酒と脳のいろいろな関係がエッセイでまとめられています。

少しひっかかるのは、飲めば飲むほど、お酒は前頭前野の脳細胞を破壊しつづけているらしいのです。
前頭前野の細胞がなくなっていくと、アルツハイマーのようになり人格が変わっていくらしいのです。

あ〜こんな恐ろしい話を聞くと、もう飲まずにはいられません。


それにしても、酔って記憶がなくても家に帰れる秘密ですが・・・・・・渡り鳥と同じような理由らしいです。


ギター抱えて、馬に乗って、港町から港町へ。。。。。。この渡り鳥は小林旭ですね。。。

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2010年12月07日

「言葉でたたかう技術」加藤恭子著

言葉でたたかう技術 [単行本(ソフトカバー)] / 加藤 恭子 (著); 文藝春秋 (刊)

この本が12月13日まで無料でダウンロード(PDF)できます。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163734309

読んでTwitterで呟いてね♪というキャンペーンのようです。

DLして読んだら、呟きたいと思います。

とりあえず目次を見る限り、面白そうです。



さて、いつ読もうかな。。。


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2010年12月02日

「笑う月」ほか

笑う月 (新潮文庫) [文庫] / 安部 公房 (著); 新潮社 (刊)

二十数年ぶりに安部公房の本を読んだ。

「笑う月」「カーブの向こう・ユープケッチャ」

いずれも短編集。というか創作の秘密のような本。

「砂の女」や「燃えつきた地図」やその他の長編や短編の芯になった作品群。

堅く乾いた文体で、粘着質の物語を紡ぎ出す。

その不条理でやりきれない世界は、実は現実そのものだと気づかされる。

毎日続く日常は、非日常に続く道にほかならない。

きょう眠りについても、明日目覚める保証はないと思うと、今夜は眠れない。

仕方がないので、不調な胃にアルコールを流し込んで、ベッドに向かう。


おやすみなさい、ウィキリークス。



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2010年11月20日

「そこまで言うか!」

そこまで言うか! [単行本(ソフトカバー)] / 勝間 和代, 堀江 貴文, 西村 博之 (著); 青志社 (刊)

鼎談本。

天然のカツマーをいじる二人を楽しむ本です。

三人ともある分野を極めた人なので、話は面白いです。

でも、一般人とは違うのです、面白い反面、僻む自分が情けない。

内容のわりに高いですが、ヘンなタレント本より確実にお得です。



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2010年11月10日

「悪人正機」


悪人正機 (新潮文庫)

悪人正機 (新潮文庫)

  • 作者: 吉本 隆明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫




糸井重里が聞き手となって吉本隆明からいろいろなことを聞き出す体の本。

吉本隆明の一人語り的な文章で30近い質問に答えているのだが、読みやすくわかりやすい。

「理想の上司は?」・・・そんなものより一緒に酒を飲む同僚だ。
「家庭とは?」・・・円満な家庭なんかないんだよ。
「素質とは?」・・・毎日、適当でもいいから10年続ければモノになる。

等々、納得できるようなできないような、それでいて妙な安心感が・・・。
だから「悪人正機」というタイトルなのか?

★★★☆
よしもとばななのお父さんなので0.5オマケ







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2010年11月09日

「酔って記憶をなくします」


酔って記憶をなくします (新潮文庫)

酔って記憶をなくします (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/09/29
  • メディア: 文庫




斬新なタイトルの文庫本なので、つい手にとってしまいました。

ぱらぱら立ち読みをしたところ、酔って記憶をなくしてケガをしたり、電車の中で寝込んで遠いところへ行ったり、というごく普通のありがちな酔っぱらいの体験談集でした。

たまたま身の回りに尋常ではない酔っぱらいがたくさんいるので(実例はとても書くことができません)、この本レベルでは満足できそうにありません。

一般人向けの面白本と言えましょう。
★★★(★三つ。※★五つが満点です、って、なんのこっちゃ)


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2010年10月27日

「のぼうの城」


のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: 文庫



 
忍城を守る成田家3千人と攻める太閤の命を受けた石田三成軍3万人。
その攻防を描いた面白時代小説。

映画化されるらしく、確かに映画のシーンのようなストーリー展開。
たぶん映画にすると見応えがありそうです。

本としてはそれなりに面白いけど、文庫本はなぜ上下2巻にしたのか不可解。

一巻本にしたほうが、気分的に間延びしなくて、よかったのに。。。



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2010年10月06日

「マネーボール」


マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫)

マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者: マイケル・ルイス
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2006/03/02
  • メディア: 文庫





何年か前に人に勧められて買ったけれど、積ん読の仲間入りをしていた「マネーボール」。

最近話題の「世紀の空売り」の作者なので、「もしかして面白いのかも」と読んでみました。

で、読んだ結果は・・・・・・面白い!!

ノンフィクション『メジャーリーグ必勝法』が書かれた本です。(ちょっと違うか)

すべて実名の実際の記録が、すべてを裏付けています。


数学で野球に勝つ!


ほかの球団はどうしてやらないのかなぁ?
それとも今はやっているのかな?


野球ファンは絶対、楽しめる(実は楽しめない?)本です。






posted by tacozangi at 23:20| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする